芸能人御用達!『金乃竹』絶品の京懐石料理



箱根温泉『金乃竹 仙石原』


東京から程近い温泉地、箱根。
ススキ草原が広がる人気スポット仙石原に、ひっそりと佇む “大人の隠れ家” 『金乃竹 仙石原』がある。

“竹取物語”をコンセプトにした、全11室のプライベートな高級旅館で、食事は部屋出し。
全室に源泉掛け流し温泉が備わっているため、人目を憚る芸能人などが“お忍び”で訪れることも多い。


前回は、施設編(記事はこちら
今回は、食事編を記事にまとめます。



目次




食事場所と時間

お部屋にて


チェックインの際、夕食の時間を聞かれる。

① 18;00~
② 19:30~

懐石料理なので、食事時間は、1時間半~2時間程度。
我が家は、いつも一番遅い時間を希望するので、19時30分にした。



食事の場所は、お部屋にて。
テレビ付きのダイニングで、ゆったり楽しめる。


お部屋食なので、飲み途中の
冷蔵庫内の日本酒も持ち込み可能。




また、朝食の時間は、

① 08:00~
② 08:30~
③ 09:00~

3部制の場合、大体、真ん中を選びがち(笑)
11時チェックアウトなので、食事も食後も、ゆっくり出来る。

準備の前に、電話をしてくれてから、
大体、開始時刻3分前くらいに、支度を整えてくれる。





夕食は京懐石料理



京都の料亭で腕を磨いた岩井総料理長による本格京懐石料理。
お部屋にて、1品1品、温かいうちに出してくれる。




季節の料理「薄氷」
先附から水物まで、全13品。

配膳は仲居さんではなく、バトラーなのか、黒服の男性スタッフ。
気持ちばかりの心づけを渡すと、帰り際に返礼品を頂いた。




先附:白子養老豆腐、莫久来、潮菜、太羅の芽、枸杞実、割ぽん酢、振り柚子香里
添え:楚蟹、聖護院蕪霙汁、三つ葉、生姜香里
猪口:畑の肉、原木椎茸、蕗の薹味噌和え

何か、変わった味がする…と思ったのは、恐らく“莫久来(ばくらい)”。
ホヤのコノワタ、高級珍味だそう。



椀:清汁仕立、尼鯛、菜種、筍、若布、木の芽香里

お椀の“お出汁”って、重要ポイントだと、私は思う。
むしろ、具は少なくて良い。まぁまぁ美味しかった。




造里:寒鮃、伊佐木、本鮪、煽り烏賊、於期海苔、花山葵、金柑、萵苣軸、二十日大根、紫蘇葉、莫大海、真妻卸、泡の塩、土佐醤油

煽り烏賊が、イカとは思えないくらい柔らかくて、非常に美味しかった。
本鮪も上品で、バランスも良く、“泡の塩”が面白い。




蓋物:白魚、助子、百合根、豌豆、黒鮑茸、玉締め、溶き山葵、銀餡

餡も美味しく、卵もふわふわ。
器も温かい。




揚物:海老垣餅揚げ、春菜の掻き揚げ、片浦檸檬、藻塩

エビのかきもち揚げの食感が良く、サクサクで美味しかった。
レモンは、そのまま食べちゃった気がする。(下品?笑)




煮物:但馬黒毛和牛柔煮、春甘藍、草蘇鉄、一寸豆、胡椒

正直、煮物がメインのお肉って…と思ったが、柔らかくて美味しかった。
でも、出来れば焼きたいのが本音。(お肉大好き♡)




焼物:鰆西京焼き、芹胡麻浸し、酢取り茗荷

串刺しで丁寧に焼いてあり、身もふっくら。
ミョウガが良いアクセントに。



留椀:まるや八丁味噌の赤出汁、浅葱、湯葉、山椒香里
御飯:河豚と十郎梅御飯
香物:五種盛り合わせ

ご飯は、炊きたてを目の前で付けてくれる。
美味しかった赤出汁の蓋を取り忘れた写真が残念。




水物:苺冬景色、柚子の氷菓、牛酪小倉餡薄衣、文旦、メープルゼリー、紫芋羊羹

デザート、ちょっと多かった…
お酒も回ってきて、終盤は写真がいい加減に…(笑)



以上が、夕食の内容だが、
事前に追加メニューを頼んでみた。




但馬牛の握り寿司
思いの外、序盤に出してくれた。

ので、早めに赤ワインも頼んでみた。
モズ。なかなか美味しかった。



総合的な感想は、
一言で言えば、満足。

ビックリするほど美味しい訳でもないが、全体的に美味しかった。
特別な食材も無かったが、コスパ的には、お得だと思う。

配膳のタイミングも、遅くも早くもなく、丁度良い。
温泉も気に入ったので、この時点で、再訪を確信した。





朝食は「つや姫」

朝ごはんも、お部屋にて


朝の献立
箱根りりかのヨーグルトジュース
鉢物:甘藍、カリフラワー、南京、人参、紅しぐれ、畳鰯、味噌ダレ
本日の付け合わせ:曽我十郎梅干、沢庵漬、野菜の浅漬け、自家製ちりめん山椒煮、有明海産焼き海苔、但馬牛時雨煮、一味、白葱
焼物:相模湾産干物、切干大根阿茶羅漬
小鉢:食彩卵の温玉、ラディッシュ、エンダイブ、生姜
煮物:箱根銀豆腐、いりこ出汁、ぽん酢
御飯:山形県産「つや姫」
椀:信州仙台合わせ味噌汁、油揚げ、もずく、万能葱
水物:オレンジ、キウイ、パイナップル、白ワインゼリー、自家製ラズベリーソース




干物は各々選べるので
私は、金目鯛をチョイス




お庭を眺めながら、朝から豪華で、優雅です。
ご飯は、五つ星お米マイスターの土屋さんが厳選したもので、季節によって変わるそう。



朝から、お品書きが用意されており、内容について詳細もあります。
チェックアウトは11時なので、ゆっくり頂けます。

白ご飯に梅干し、旅館で頂く朝ごはんは、格別に美味しかったです。




まとめ

初めて訪れた『金乃竹 仙石原』だが、温泉も部屋も申し分なく、食事も仕事が丁寧で美味しかった。

基本的に子供は泊れないこともあり、とても静か。
Bluetoothのお洒落スピーカーもあるので、ゆったり自分時間を楽しめる。

チェックインもチェックアウトも、部屋で済ませてくれる(クレジットカード決算も可能)為、帰りの荷物も部屋から運んでくれるし、他の宿泊者に会う事もなかった。

近いうち再来する予定が、新型コロナウイルスの自粛で、県外ナンバーの風当たりも強くなっているよう(悪質)なので、今(5月6日)も少し様子を見ているところだが、こういった“誰とも接触しない”宿(どこにも寄らない)であれば、問題ないような気もするのは、自分達だけだろうか。

【 施設編 】は、別記事にて。 >> 記事はこちら


利用:2020年2月、2名1泊。1回目

公式サイト : 金乃竹 仙石原
https://kinnotake.com/ 

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